後遺障害の頭に関する症状になります

交通事故の後遺障害を一緒に考える会

交通事故によって後遺症が残る場合は後遺障害認定を受ける必要があります。
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頭の症状でお悩みの方 上記の症状だった場合、認定される等級とは?

■脳損傷(脳挫傷・クモ膜下出血・硬膜下出血・びまん性軸索損傷)による残存症状と認定可能性のある等級

1,高次脳機能障害(記憶障害・注意障害・遂行機能障害・感情鈍麻・感情易変 等)

  • □具体的な症状
  • 頭部外傷による脳損傷により発現する症状。記憶障害・注意障害・失語障害・遂行機能障害・感情のコントロールが難しくなるなどの症状があり、周囲から怠けているように誤解されやすいなどの問題があります。
  • □認定可能性のある等級
  • 別表第1
  • 1級1号:神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、常に介護を要するもの
  • 2級1号:神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、随時介護を要するもの
  • 別表第2
  • 3級3号:神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、終身労務に服することができないもの
  • 5級2号:神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、特に軽易な労務以外の労務に服することができないもの
  • 7級4号:神経系統の機能又は精神に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服することができないもの
  • 9級10号:神経系統の機能又は精神に障害を残し、服することができる労務が相当な程度に制限されるもの
  • 12級13号:局部に頑固な神経症状を残すもの
  • 14級9号:局部に神経症状を残すもの

2,麻痺

  • □具体的な症状
  • 脳を損傷すると、身体に麻痺が残ることがあります。両上肢、両下肢ともに麻痺するのが四肢麻痺、両上肢または両下肢が麻痺するのが対麻痺、片側の上肢または下肢が麻痺するのが単麻痺です。
  • □認定可能性のある等級
  • 別表第1
  • 1級1号:神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、常に介護を要するもの
  • 2級1号:神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、随時介護を要するもの
  • 別表第2
  • 3級3号:神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、終身労務に服することができないもの
  • 5級2号:神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、特に軽易な労務以外の労務に服することができないもの
  • 7級4号:神経系統の機能又は精神に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服することができないもの
  • 9級10号:神経系統の機能又は精神に障害を残し、服することができる労務が相当な程度に制限されるもの
  • 12級13号:局部に頑固な神経症状を残すもの
  • 14級9号:局部に神経症状を残すもの

3,平衡機能障害

  • □具体的な症状
  • 平衡機能とは体のバランスをとる能力のことです。脳損傷や中枢神経系損傷などにより、失調、めまい及び平衡機能障害が発症し、後遺障害として残ってしまうことがあります。
  • □認定可能性のある等級
  • 別表第1
  • 1級1号:神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、常に介護を要するもの
  • 2級1号:神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、随時介護を要するもの
  • 別表第2
  • 3級3号:神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、終身労務に服することができないもの
  • 5級2号:神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、特に軽易な労務以外の労務に服することができないもの
  • 7級4号:神経系統の機能又は精神に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服することができないもの
  • 9級10号:神経系統の機能又は精神に障害を残し、服することができる労務が相当な程度に制限されるもの
  • 12級13号:局部に頑固な神経症状を残すもの
  • 14級9号:局部に神経症状を残すもの

4,てんかん

  • □具体的な症状
  • てんかんは、脳に起きる異常な神経活動を原因として発症します。てんかんの主な症状は、痙攣ですが、突然意識を失う・記憶が飛ぶ・急に活動が止まって昏倒するなどの意識障害が起こることもあります。大半の発作は一過性で数分から数十分で回復しますが、反復継続して症状が残存する場合は後遺障害として認定の対象となります。
  • □認定可能性のある等級
  • 別表第1
  • 1級1号:神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、常に介護を要するもの
  • 2級1号:神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、随時介護を要するもの
  • 別表第2
  • 3級3号:神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、終身労務に服することができないもの
  • 5級2号:神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、特に軽易な労務以外の労務に服することができないもの
  • 7級4号:神経系統の機能又は精神に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服することができないもの
  • 9級10号:神経系統の機能又は精神に障害を残し、服することができる労務が相当な程度に制限されるもの
  • 12級13号:局部に頑固な神経症状を残すもの
  • 14級9号:局部に神経症状を残すもの

5,眼の障害

  • □具体的な症状
  • 視力障害・調節機能障害 ・運動障害・視野障害・まぶた運動障害
  • □認定可能性のある等級
  • 等級 障害の程度
  • 眼球
  • 視力障害
  • 1級1号:両眼が失明したもの
  • 2級1号:1眼が失明し、他眼の視力が0.02 以下になったもの
  • 2級2号:両眼の視力が0.02 以下になったもの
  • 3級1号:1眼が失明し、他眼の視力が0.06 以下になったもの
  • 4級1号:両眼の視力が0.06以下になったもの
  • 5級1号:1眼が失明し、他眼の視力が0.1以下になったもの
  • 6級1号:両眼の視力が0.1以下になったもの
  • 7級1号:1眼が失明し、他眼の視力が0.6以下になったもの
  • 8級1号:1眼が失明し、又は、1眼の視力が0.02以下になったもの
  • 9級1号:両眼の視力が0.6以下になったもの
  • 9級2号:両眼の視力が0.6以下になったもの
  • 10級1号:1眼の視力が0.1以下になったもの
  • 13級1号:1眼の視力が0.6以下になったもの
  • 調節機能障害
  • 11級1号:両眼の眼球に著しい調節機能障害を残すもの
  • 12級2号:1眼の眼球に著しい調節機能障害を残すもの
  • 運動障害
  • 10級2号:正面視で複視を残すもの
  • 11級1号:両眼の眼球に著しい運動障害を残すもの
  • 12級1号:1眼の眼球に著しい運動障害を残すもの
  • 13級2号:正面視以外で複視を残すもの
  • 視野障害
  • 9級3号:両眼に半盲症、視野狭窄又は視野変状を残すもの
  • 13級3号:1眼に半盲症、視野狭窄又は視野変状を残すもの
  • まぶた
  • 運動障害
  • 11級2号:両眼のまぶたに著しい運動障害を残すもの
  • 12級2号:1眼のまぶたに著しい運動障害を残すもの

6,聴覚障害・難聴

  • □具体的な症状
  • 顔面や頭部外傷により聴覚神経の集まる内耳に損傷を受けたような場合、音が聞こえなくなる、異音で聞き取れなくなるなどの聴覚障害が発生します。
  • □認定可能性のある等級
  • 聴力障害
  • 両耳
  • 4級3号:両耳の聴力を全く失ったもの
  • 6級3号:両耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になったもの
  • 6級4号:1耳の聴力を全く失い、他耳の聴力が40cm以上の距離では普通の話し声を解することができない程度になったもの
  • 7級2号:両耳の聴力が40cm以上の距離では、普通の話し声を解することができない程度になったもの
  • 7級3号:1耳の聴力を全く失い、他耳の聴力が1m以上の距離では普通の話し声を解することができない程度になったもの
  • 9級7号:両耳の聴力が1m以上の距離では普通の話し声を解することができない程度になったもの
  • 9級8号:1耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になり、他耳の聴力が1m以上の距離では普通の話し声を解することが困難である程度になったもの
  • 10級5号:両耳の聴力が1m以上の距離では普通の話し声を解することが困難である程度になったもの
  • 11級5号:両耳の聴力が1m以上の距離では小声を解することができない程度になったもの
  • 1耳
  • 9級9号:1耳の聴力を全く失ったもの
  • 10級6号:1耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になったもの
  • 11級5号:1耳の聴力が40cm以上の距離では普通の話し声を解することができない程度になったもの
  • 14級3号:1耳の聴力が1m以上の距離では小声を解することができない程度になったもの

7,嗅覚脱失

  • □具体的な症状
  • 嗅覚脱失は、頭部外傷により脳や嗅神経を損傷して起こります。
  • □認定可能性のある等級
  • 12級:嗅覚脱失
  • 14級:嗅覚減退

8,味覚脱失

  • □具体的な症状
  • 頭部外傷その他顎周囲組織の損傷・舌の損傷によって味覚に障害が起こり、味が分からない、味を感じにくくなったなどの後遺障害が残ります。
  • □認定可能性のある等級
  • 12級:味覚脱失
  • 14級:味覚減退

上記症状の他にも脳損傷に起因する残存症状についてそれぞれ、後遺障害として評価される症状もあります。

認定事例
傷は顔と頭の境目にあるが、禿頭であり目立つ。傷は瘢痕外貌に相当程度の醜状を残すものとして第9号16号認定
傷病名: 頚部損傷・頭部広範囲外傷
認定等級: 第9級16号
  • 平成25年4月
  • 近畿地方

50代男性

傷は額と頭の境目にある瘢痕、男性は髪が後退しており傷が完全に露出し目立つ状態。しかし第712号の定義は、頭部にあっては手のひら大以上、顔面部にあっては鶏卵大以上の瘢痕、第916の定義は、顔面部の5cm以上の線状痕、第1214号の定義は、頭部にあっては鶏卵大面以上の瘢痕、顔面部にあっては10円銅貨以上の瘢痕又は長さ3センチメートル以上の線状痕とある。

それゆえ損傷部位が実質的に顔面部であると判断されるように医証や申請書類を入念に準備の上申請。その結果外貌に相当程度の醜状を残すものとして第916号が認定された。

記入責任者:松村三惠子

高次脳機能障害、左股関節痛、腰痛、下肢の機能障害を併せての認定
傷病名: 高次脳機能障害
認定等級: 別表第一第2級1号
  • 平成24年6月
  • 関東地方
80代女性
明らかな頭部外傷は無い為、受傷後の認知機能低下にて進める。●●医院ではたまたま受傷前に物忘れ評価外来を実施しており、当時は異常無しとの所見を得ていた。しかしながら受傷後に同検査を実施したところ、受傷前と比して明らかなる低下を確認。診察の中で娘さんが後遺障害診断書を口にしたところ、医師は「書かない」と拒んだとのことで、当職同行のもと再度後遺障害診断書を依頼。依頼内容としては「受傷前の評価と比較して明らかに低下していることから受傷後の環境の変化、ストレス等々により認知機能が低下した可能性はある」という内容の記載。医師は「そういう書き方ならできる」と快く承諾して頂けた。出来上がりは依頼した内容よりも強めに記載してくれていた「低下した可能性が高いと思われる」など。とにかく、受傷前に評価を受けていたことが上位等級認定に最も強く影響していることは言うまでもない。
記入責任者:今西聖朗
高次脳機能障害で7級4号、嗅覚障害で12級相当が認定、相談時、クライアントが高次脳機能障害を知らずにいた事例。
傷病名: 高次脳機能障害・嗅覚障害
認定等級: 併合6級(7級4号+12級相当)
  • 平23年8月
  • 近畿地方
20代女性
高次脳機能障害と嗅覚障害。受傷から4年2ヶ月経過時点で受任。この時既に各種神経障害で併合11級の認定を受けており、示談も済んでいた。相談時、相談者は高次脳機能障害のことを全く知らず、高次脳機能障害の評価が抜けている事を指摘。改めて一通りの高次脳機能障害の評価を受けることになり、●●病院にて検査を受けた上で、因果関係の立証に必要な諸々の医証や資料を整え申請(異議申立)を行う。申請の結果、上記、高次脳機能障害の認定を受けることができた。
記入責任者:藤井秀幸

面談時、ご本人の外見上の様子から9級または7級の可能性もあったが、5級が認定された事例。
傷病名: 急性硬膜下血腫・脳挫傷
認定等級: 第5級2号
  • 平成22年12月
  • 中国地方
20代女性。
受傷後、離職されていたが、面談時のご本人の様子に、当初重篤さは感じなかった。しかしながら、ご家族、特にお父様が後遺障害等級認定に熱心であり、日常生活状況報告書を何度も推敲された。また、初診時搬送された病院に通院されていて主治医も非常に協力的であった。神経心理学検査の結果および当方で取り付けた諸々の医証や書類等の記載内容から第5級2号が認定された。ご家族の後遺障害等級認定への熱意によって高い等級が認定された事例。
記入責任者:松村三惠子
高次脳機能障害により常時の見守り介護が必要になったかたの事例
傷病名: 高次脳機能障害
認定等級: 別表一1級1号
  • 平成22年11月ごろ
  • 中部地方
70代男性
外見上の変化はないものの性格変化が著しく、認知・行動障害も顕著に表れていた。
受傷前は長年教師を務め、退職後も地域で様々な役職に就くなど、非常に活動的であったが、受傷後は重篤な障害が残り、他者とのコミュニケーションがほぼ取れず、日常生活も独力ではできなくなってしまっていた。
本件は主治医が、後遺障害診断書を作成したことがないということもあり、適切な病院で各種検査を受け、行政書士同行のもと主治医に診断書の依頼を行った。
その結果別表一1級の認定がなされた。
本人の症状から、適切な認定がなされたものと考える。
認定後、弁護士に引き継いで業務完了となる。
記入責任者:藤井秀幸
18年前の受傷で14級にとどまっていた事案で、後遺障害の立証をやり直したところ5級2号の認定を受けた事例
傷病名: 高次脳機能障害
認定等級: 5級2号
  • 平成23年1月
  • 四国地方
20代女性
4歳の時に受傷をして数年後に14級の認定を受けて示談。大きくなるにつれ周りとの差ができ、仕事が続かないことなどから、交通事故による後遺障害と考え、当事務所に相談。
非常に古い事故であったため各所より資料を回収し、また現時点での残存症状を検査にて立証。医証等を揃え、後遺障害申請を行う。
その結果5級2号の認定を受けることが出来た。
除斥期間間際であったものの、無事結果を出すことが出来、ご家族にも大変喜んでいただけた。
記入責任者:藤井秀幸
歩行中の事故により高次脳機能障害が残った事案
傷病名: 高次脳機能障害
認定等級: 5級2号
  • 平成21年10月
  • 平成21年10月
60代女性
受傷前は家事を全て本人がしていたものの受傷後は自身のこともできなくなってしまい、ご家族も大変戸惑っておられた。
7年前に脳内出血で倒れたことがあったため、既存障害と取られないように慎重に立証をすすめた。
結果5級2号の認定を受けることが出来、既往症はないものと評価された。
過失割合が大きかったため、自賠責での認定がより重要となった案件であったが、本人の残存症状から考えると最善の結果を得ることが出来たものと思われる。
記入責任者:藤井秀幸
重篤な高次脳機能障害の症状が残っており精神病院での生活を余儀なくされた事例
傷病名: 高次脳機能障害
認定等級: 別表一1級
  • 平成20年4月
  • 中部地方
70代女性
横断歩道横断中自動車に跳ねられ、受傷。
性格の変化、幼児性が強く、他者とのコミュニケーションもほぼ取れない状態であった。
症状固定にあたり、神経心理学検査を受けたところ、各検査で能力の低下が確認された。
申請書類を作成し、申請したところ別表一1級が認定された。
記入責任者:藤井秀幸
高次脳機能障害の症状が顕著に残存していたが、症状固定時点で復職していた事案
傷病名: 高次脳機能障害、複視
認定等級: 併合6級(7級4号、10級2号)
  • 平成24年3月(平成24年1月)
  • 近畿地方
20代男性
WAIS-Ⅲ(FIQ100 VIQ107 PIQ91)
D-CAT(一部cut off以下)
振戦により書字不可
MRI上微小出血を確認、びまん性軸索損傷と診断
◯◯病院神経内科 ◯◯
左眼神経麻痺による複視
△△病院眼科 △△
神経心理学検査での数値は顕著な低下は確認できなかったものの、一部で軽度低下が確認されたこと、また復職後の職場での支障について丁寧にまとめ、申請したところ無事認定を得ることができた。高次脳機能障害としては7級に留まったが、神経心理学検査の数値や申請時、受傷前と同じ仕事内容で復職していたことを考えるとベストの結果であったと考えられる。
示談案提示後、弁護士への紹介も提示したものの、その後連絡がなかったことから、ご家族で交渉を進められたか、独自に弁護士に依頼されたものと思われる。
記入責任者:藤井秀幸
当初の主治医からは問題視されていなかった脳損傷後の後遺障害が残存しており、受任後転院し評価を受けたところ無事認定に至った事案
傷病名: 高次脳機能障害、左鎖骨変形障害
認定等級: 併合6級(7級4号、12級5号)
  • 平成23年11月
  • 関東地方
60代男性
当初の主治医からは高次脳機能障害については触れられることがなく問題視されていなかったが、ご家族は本人の性格の変化を顕著に認識しており、受任後転院をして、リハビリ、後遺障害の評価を受けることとなった。
神経心理学検査の結果は下記の通り低下は軽度であったものの作業速度の遅れなどが確認されており、感情コントロールの低下等と併せて自賠責保険で評価され認定を受けるに至った。
就労が困難な現状であったことから、当方では5級の可能性も考え、異議申立の提案もしたものの、ご家族は等級について満足されており、これで確定となった。
主治医の◯◯医師は大変協力的で患者側での考え方をする医師であったものの、現在は転院されて、大学病院にはいないようである。
◯◯大学◯◯科◯◯医師
MMSE 26/30
FAB 15/18
KWCST CA3PEN6DMS1
WAIS-Ⅲ FIQ100,VIQ103,PIQ95,VC97,WM107,PO89,PS107
TMT A204秒B231秒
記入責任者:藤井秀幸
脳損傷後の後遺障害として高次脳機能障害、頭痛・めまい・四肢の軽度知覚異常・筋力低下等で5級2号が認定された事案
傷病名: 高次脳機能障害
認定等級: 5級2号
  • 平成23年10月
  • 関東地方
30代女性
自動車運転中に追突され脳挫傷等の診断を受けた。その後リハビリを重ねたものの症状が残存していたため、当方へ依頼。
記憶障害、易疲労性、遂行機能障害、感情のコントロールの困難さ等の症状が認められ、日常生活においても家事でできない事が多く、ひとりでの外出、公共交通機関の利用ができないなど顕著な症状が残存していた。
当方では日常での支障を聞き取りの上まとめると共に、必要と思われる検査を後遺障害評価時に主治医に依頼。また、めまい等についても必要な検査を手配した。
主要診断書作成病院:美原記念病院
WAIS-R(VIQ55-61、PIQ70-78、TIQ59-63)
WMS-R(言語12、視覚31、一般43、注意集中20、遅延再生4)
TMT(A9分1秒 B混乱し不可)
受傷から1年2ヶ月の時点で申請。
耳鼻咽喉科での検査依頼時に医師の協力拒否があり、別病院での検査が必要となったものの、それ以外は大きな問題なく進めることができた。
結果5級の認定がなされ、ご家族、ご本人納得の結果となった。
認定後、損害賠償に関して弁護士に引き継いだ。
記入責任者:藤井秀幸
18年前の交通事故で高次脳機能障害の症状が残存し新たな申請で5級が認定された事例
傷病名: 高次脳機能障害
認定等級: 5級2号
  • 平成23年9月
  • 中部地方
30代男性
18年前に交通事故に遭い、脳挫傷等の受傷を負ったものの、外見上は受傷前と変わらない程度に回復していたため、脳損傷後遺障害については見過ごされ、局部の神経症状として14級が認定されたのみであった。
その後、何とか自立しようと、複数の職に就いたもののどれも短期間で解雇されてしまい長続きしなかった。
母親からは怠けていると叱責されていたものの本人はできる限りの努力はされていて、周囲の無理解の中、悩まれていた。
奥様が「高次脳機能障害」について気が付かれ、当事務所に相談されるに至った。
古い事案で資料がほとんど残っていなかったため、料率算出機構へ情報開示の手続きをとり、高次脳機能障害の立証をやり直した。
その結果、交通事故による高次脳機能障害として5級の認定を受けることができた。
等級確定後、弁護士を紹介し引き継いで完了した。
WAIS-Ⅲ 言語性 80 動作性61 全検査68
記入責任者:藤井秀幸
9級からの異議申立での受任。高次脳機能障害で、前医が非協力的であったものの木沢記念病院で診断書も取り付け7級の認定を得た事案
傷病名: 高次脳機能障害
認定等級: 7級4号
  • 平成22年4月
  • 近畿地方
70代女性。
画像上脳損傷の所見が確認されて、自覚症状もあったものの主治医は、高次脳機能障害について非常に否定的で、非協力的であった。そこで、●●病院を受診し、●●医師に後遺障害診断書を記載頂いた。
WAIS-Ⅲ 全検査IQ71 言語性IQ88 動作性IQ60
長谷川式 27/30   MMSE 23/30
その他遂行機能障害等の症状も確認された
上記検査結果、及び自覚症状から5級の可能性も考えられたが、結果は7級の認定に留まった。
原因としては、当初の主治医が頑なに高次脳機能障害に否定的であり、初回申請時の内容が影響したものと考えられる。
ご家族は等級変更に満足され、本等級で終了となった。
記入責任者:藤井秀幸
左膝前十字靭帯損傷で12級が認定、事故から3年後のMRI検査において靭帯の損傷が確認された案件
傷病名: 顔面挫傷・左膝前十字靭帯損傷
認定等級: 併合12級(12級7号+14級9号)
  • 平成23年11月
  • 関東地方

50代男性

左膝前十字靭帯損傷・顔面挫傷。事故は3年前で既に後遺障害の申請は済んでおり、顔面挫傷・膝の神経症状等で併合14級の認定を受けていた。その後、膝の調子が悪く最近になってMRI検査を受けたところ、靭帯の損傷の可能性を指摘される。弊事務所に相談の後、受任。前回の症状固定時点では、靭帯損傷は発見されていない。今まで受診した各々の病院で症状の推移を立証する医証・画像・新たなる意見書等を丁寧に集め、異議申立を行った結果、12級の認定を受ける事ができた。

記入責任者:藤井秀幸

高次脳機能障害と眼の障害で併合2級が認定された事例
傷病名: 高次脳機能障害、正面視での複視、右目調節機能障害、鎖骨変形障害
認定等級: 3級3号、9級相当、12級5号  併合2級
  • 平成22年12月
  • 中部地方
10代後半男性
本人は高次脳機能障害により表情が乏しくなっており、意欲の減退も著しく、仕事も復職の目処が立たない状況であった。
高次脳機能障害と併せて、複視、調節機能障害、鎖骨変形障害も残存していたため、それぞれでの適切な認定を目指し、着手。
全ての症状での認定がなされるよう、各科での検査、評価を進め、診断書、意見書を取り付け、申請をした結果、併合2級の認定を得るに至った。
認定後、弁護士へ引き継ぎをして業務終了。
記入責任者:藤井秀幸
高次脳機能障害及び脳脊髄液減少症の症状が残存し5級が認定された事例
傷病名: 高次脳機能障害
認定等級: 5級2号
  • 平成23年2月
  • 関東地方
被害者は30代女性。
当事務所依頼前に2つの弁護士事務所に相談・依頼されていたものの、後遺障害に関する経験がなく、また何も対応してもらえず、着手金だけを払っての解任となった。
士業への不信感が強い中当事務所へご相談いただき、当事務所のサポート内容や実績等を確認いただいた上でご依頼をしていただくに至った。
当事務所では、ご家族が最良の検査やリハビリを望まれたこと、主治医が他院での検査に理解があったことなどから、国立リハビリテーションセンターを受診し、検査を進めながらリハビリを実施してもらった。
WAIS-Ⅲ VIQ78 PIQ59 IQ66 言語理解90 知覚総合66 作動記憶76 処理速度54
WMS-R 言語性72 視覚性67 一般65 注意71 遅延71
申請の結果、無事5級の認定を受けることができた。本人・ご主人とも認定等級には非常に満足していただき、当事務所でのサポートを終了、弁護士への引継ぎを行った。
記入責任者:藤井秀幸
高次脳機能障害により能力の低下、感情コントロールの低下等の症状が残り併合2級が認定された事例
傷病名: 高次脳機能障害、難聴、嗅覚脱失
認定等級: 併合2級  3級3号、12級相当、14級相当
  • 平成22年8月
  • 九州地方
30代男性
交通事故により高次脳機能障害等の症状を残す。相談時より常に本人が対応され、基本的な意思疎通は行えたものの、残存症状として感情コントロールができなくなり、家族が離散することになっていた。復職のめども立たなかったことから、後遺障害の評価を進め、申請を進めた結果、高次脳機能障害として3級の認定を得るに至った。
記入責任者:藤井秀幸
高次脳機能障害他
傷病名: 高次脳機能障害、左鎖骨骨折後左肩関節の運動障害、左鎖骨骨折後変形障害
認定等級: 併合2級(3級3号、12級6号、12級5号)
  • 平成22年12月
  • 近畿地方
70代男性。
意識障害があり受傷時の状況については加害者と加害者知人の目撃者しか供述していなかった。そのため加害者は任意保険の使用自体を拒否、被害者は健康保険で実費を自己負担で治療を続けていた。
一人暮らしで今後の生活に不安があったためご家族から相談を受けて受任に至った。
実況見分調書から重過失減額の可能性があったことから、またこれまで一切の補償を受けていなかったことから、まずは傷害部分の被害者請求を行った。その結果重過失減額されることなく支払いを受けることができた。
失語症があり、実施できる検査が限られていたこともあり、受傷前後の変化を周辺知人から取り付け補強資料とした。
その後後遺障害の評価を進め、申請を行ったところ無事併合2級の認定を受けることができた。
記入責任者:藤井秀幸
受傷後の急激な認知症の進行が認められ、事故との因果関係が認められ認定された事例
傷病名: 大腿骨頚部骨折、恥骨坐骨骨折、認知症
認定等級: 3級3号、12級7号 併合2級
  • 平成22年2月
  • 九州地方
80代女性
大腿骨頚部骨折、恥骨坐骨骨折により長期間の入院(110日)を余儀なくされた。
受傷前は認知症は全くなく、一人暮らしをされていたが、受傷後、入院中に認知症を認め、退院後急激に認知症が進行した。認知症により以前の生活に戻ることが困難となり、宅老所へ入居することとなった。
症状から、外傷後高次脳機能障害の可能性を考えたものの、受傷時の意識障害や画像所見等、脳損傷を確認することができなかったため、入院後の認知症の進行での認定を目指し、交通事故と認知症との因果関係が否定されないように努め、申請書類を用意した。
申請の結果、3級3号、12級7号 併合2級の結果を得ることができ、ご依頼者様には大変喜んで頂けた。
ご依頼者の意向で弁護士への依頼、訴訟はしないとのことだったため、業務終了となる。
記入責任者:藤井秀幸
高次脳機能障害と複視の症状を残し2級の認定を受けた事例
傷病名: 高次脳機能障害、正面視から上方視にかけての複視
認定等級: 併合2級 3級3号、10級2号
  • 平成21年12月
  • 関東地方
60代女性
交通事故により重度の後遺障害を残したが、ご家族が多忙なこともあり、病院関係は全てご自身で対応されていた。
しかしながら、高次脳機能障害のため病院側との意思疎通に問題があり、関係も悪化していた。そのため受任後は行政書士が間に入り、また病院に同行することにより問題を解消し、症状固定に進んだ。
治療期間中に神経心理学検査が、ほぼされていない状態だったことから、残存症状から、認定に必要な検査を主治医に依頼し、実施、検査結果をもとに後遺障害診断書及び医証を作成して頂く。
眼科、耳鼻科の診断書も揃え申請を進めた結果、高次脳機能障害で3級の認定がなされた。ひとりで通院等されていた状況から考えると十分な評価であったことから、弁護士に引き継ぎ、業務終了となった。
記入責任者:藤井秀幸
当初本人や家族も気づかず、主治医にも見過ごされていた高次脳機能障害で認定された事案
傷病名: 高次脳機能障害
認定等級: 7級4号
  • 平成23年1月
  • 近畿地方
30代男性。
当初頭部外傷後のめまいふらつきでの相談。高次脳機能障害的な自覚症状がないか確認したところ、思い当たる点もあるとのこと、●●府立医大受診を薦め、転院に至った。
医大にて検査を受けたところ有意な能力低下が確認され、数ヶ月に渡るリハビリとなる。
受傷後一ヶ月にも関わらず既に復職しており、認定への影響が心配されたが、仕事の状況を確認すると、やはりミスが多く責任を持って任せてもらえなくなったり常にフォローが必要になったとのこと。そこで、医学的な書類と並行して、勤務先上司の意見書もとりつけ、申請に至る。結果として7級の認定がおりたが、就労できている現状から、最善の等級が認定されたものと考えられる。
その後、示談交渉を放置されていたが、当職より弁護士を紹介し、弁護士に引き継いで終了。
WAIS-Ⅲ FIQ90 VIQ94 PIQ87言語理解100知覚統合93作動記憶76処理速度66
WMS-R 言語性記憶76 視覚性記憶92 一般的記憶78 注意集中力85 遅延再生63
仮名拾いテスト、TMTより注意障害認める
部活動中交通事故に遭い高次脳機能障害が残った事案。5級2号
傷病名: びまん性軸索損傷、高次脳機能障害
認定等級: 5級2号
  • 平成22年
  • 東海地方
10代後半男性
waisは言語性動作性共に平均水準であったものの両者に有意な差を確認。wmsは言語性で平均水準であったものの視覚性で平均を下回る。その他D-cat,wcst等検査で有意な所見が見られる。
本人は高校在学中であったが、受傷後学業についていけず退学、その後通信制の高校に入学している。
上記能力の低下に加え、表情が乏しくなるなどの症状が残存していたため、高次脳機能障害で後遺障害申請を進める。
結果5級2号の認定が下りた。ご家族は予想外の等級とのことで大変喜んでいただくことができた。
認定後、弁護士に引き継ぎ、業務終了となる。
記入責任者:藤井秀幸
脳出血後後遺障害の既往障害があったものの、既往障害12級で済ませた事例。
傷病名: 高次脳機能障害
認定等級: 1級1号(既存等級12級13号)
  • 平成21年10月
  • 関東地方
60代男性。
脳出血により障害が残っていたものの自転車に乗れるまでに回復して、復職が間近出会った時に受傷。脳損傷により重度の高次脳機能障害が残存した。
本件は既存障害の加重が焦点となり、如何に受傷時点での症状の回復を正確に証明するかがポイントであった。
結果、既存障害は12級に留まり、認定等級も1級1号が認定された。
本人は施設での介護が必要な状態であったため妥当な認定であると思われる。
認定後、弁護士に引き継いで業務終了となる。
記入責任者:藤井秀幸
交通事故により高次脳機能障害の症状が残り、3級が認定された事例
傷病名: 高次脳機能障害
認定等級: 3級3号
  • 平成21年3月
  • 近畿地方
20代男性。
受傷当時は大学生で、受傷前はバイクにのる非常に活動的な成年だったとのこと。受傷後は高次脳機能障害の症状が残り、家族の常時の監視、介護が必要な状態であり外出時は常に家族が付き添い補助を必要とする状態となった。
ひとりでの外出は困難であり、幼児化も著しく、社会復帰は困難と思われた。
そこで徹底的な神経心理学検査での評価を進め、申請を行った結果、3級3号が認定された。認定後、弁護士に引き継ぎを行い、業務完了。
記入責任者:藤井秀幸
医師とのコミュニケーションに不安があり依頼。適切なサポートの結果3級が認定された事例。
傷病名: 急性硬膜下血腫、脳挫傷
認定等級: 3級3号
  • 平成20年
  • 中部地方
50代女性。
自転車搭乗中の交通事故で受傷。
外見上は違和感がないまでに回復されていたが、ご家族は受傷以前との違いを感じ当事務所へ依頼。
waisでも顕著な低下が確認できたが、その他の神経心理学検査でも能力の低下を確認。
残存症状を各検査で的確に評価した上で、主治医に診断書を依頼。ご家族の意見書も丁寧にまとめた上で申請をした結果、3級の認定がなされた。
ご主人は奥様の通院や随時の見守りが必要な状態であったことから、仕事を辞めざるを得ず。通院時は常に奥様に寄り添っておられた。
本人の状態からは最善の認定結果を得ることができ、ご家族にも大変喜んで頂けた。
認定後、弁護士に引き継いで業務完了。
記入責任者:藤井秀幸
9年前の受傷で、症状固定をせずに通院を続けていた状況での受任。高次脳機能障害、めまいで併合5級が認定された事例
傷病名: 高次脳機能障害、めまい、聴力低下
認定等級: 5級2号、14級相当
  • 平成20年10月
  • 東海地方
20代女性。
9年前の受傷で、症状固定をせずに通院を続けていた状況での受任。
めまい、頭痛の症状が強く、定期的な通院が必要であったことから、ご家族は症状固定により治療費が打ち切られることを心配されていたため、後遺障害認定の重要性、手帳の取得で治療費負担が軽減できることを理解して頂いた上で、受任、着手した。
初回申請では神経系統又は精神の障害として7級4号の認定となったものの、異議申立の余地があったため、医証および日常生活上の支障を更に追加し、異議申立を行ったところ、5級への等級変更となった。
ご本人、ご家族が想定していたよりもはるかに高い認定となったことで、大変喜んで頂くことが出来た。
等級確定後、弁護士へ引き継ぎをして業務完了。
記入責任者:藤井秀幸
16年前の交通事故による受傷。12級の認定に留まっていたものの、新たな申請で5級の認定を得た事例。
傷病名: 高次脳機能障害
認定等級: 5級
  • 平成20年4月
  • 北陸地方
30代男性。
弁護士事務所からの紹介事案。受傷当時高次脳機能障害についての認識がなく、また医師間でも一般的でなかったことから、適切な評価がなされず、2級の認定で示談を済まされていた。
新たな申請を行うにあたって、事故との因果関係が否定されないように、医証および様々な資料を取り付けた。
申請の結果5級の認定が降りた。依頼者は就労がほぼ出来ない状況であったことから適切な等級認定がなされたものと考える。
認定後紹介元弁護士に引き継いで、業務完了となる。
記入責任者:藤井秀幸
高次脳機能障害、醜状障害が残存し、wais、wmsとも平均水準だったものの併合5級が認定された事例(9級10号、12級14号、併合8級からの異議申立て)
傷病名: 高次脳機能障害、醜状障害
認定等級: 7級4号、7級12号 併合5級
  • 平成20年3月
  • 関東地方
40代女性
事前認定で9級10号、12級14号、併合8級の状態で受任。残存症状にあった神経心理学検査を依頼、また残存症状による日常生活への影響を丁寧に聞き取り、まとめた。更に前回認定内容から、必要な追加医証を集め、異議申立てを行う。
結果、7級4号、7級12号 併合5級の認定を得るに至った。
8級からの大幅な等級変更であったことから、依頼者様には大変喜んで頂けた。
その後、弁護士への引き継ぎをして業務完了。
記入責任者:藤井秀幸
頚椎捻挫で14級9号が認定、主治医が異議申立を進め、異議申立をしたが認められなかった事例
傷病名: 頚椎捻挫
認定等級: 14級9号
  • 平成22年11月
  • 近畿地方
40代男性
頚椎捻挫。受傷から9ヶ月経過時点で受任。頚椎捻挫による痛み、頭痛を訴えており、主治医の協力の下、申請を行う。結果、神経症状による14級9号が認定された。この結果にクライアントは納得していたが、主治医が異議を唱える。主治医主導により異議申立を行うも認定結果は覆らなかった。
記入責任者:藤井秀幸

※交通事故による受傷内容及び残存症状の内、特に相談の多いものを例示しています。
全ての傷病名・後遺障害について提示しているわけではございませんので、
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